2019年3月10日に開館した東日本大震災遺構・伝承館
震災から8年、震災の年に生まれた子はもう8歳になります。子供の成長よりも早い速度で記憶の風化が進んでいます。
その風化を食い止め、世の方たちに伝える施設が必要だとの事で保存を決定し、伝承館が開館したとの事です。
施設の中ではパネル展示や当時の映像等があります。
パネルや映像は撮影禁止とされておりますので、可能な限りで写真を沢山撮ってきました。
いきなり衝撃的な写真ですよね。ここは一階です。 サッシや窓ガラスが全くありません。中は天井まで壊滅です。
耐震補強された壁がむなしく残ってます。
3階に上がってきました。
手摺を破壊し車が流れ着いてきています。
ここは3階です。
その他の3階の様子は
普通ではありえない惨状が目の前にあります。 何度も書きますがここは3階です。
4階に来ました。
4回の壁に冷凍倉庫が激突した跡が生々しく残っています。 ここは4階ですよ。
このスチール製のレターケースが良くさびているところまで津波が到達したラインのようです。
どこもかしこも津波の恐ろしさが分かりますよね。写真が多くなりますので今回は室内の様子をお伝えし、次回は屋上や外の様子をお伝えしたいと思っています。
私はこの伝承館を時間が立つにつれ、この状況を少しでも世間に伝えなければいけない事だと心の底から思っております。少ない読者のブログですが皆さん感じる事は様々だと思います。様々でいいんです。違って当たりまえです。人は皆、同じものを見ても感じ方は違うのですから違って当たり前です。
ただこのブログを読んで頂いた方に少しでも伝わって、今後同じような事が起きた時に一人でもでも犠牲者が減ればいいのだと思っています。